特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
悪性腫瘍の化学療法
肝細胞がん
葛谷 貞二
1
,
石上 雅敏
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器内科学
pp.144-147
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226010
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Point
◎肝細胞がん(HCC)に対する分子標的治療薬としては,ソラフェニブ,レゴラフェニブ,レンバチニブの3種類が実臨床で投与可能である.
◎進行がんであっても肝予備能や全身状態が良好であれば分子標的治療薬の投与対象となる.
◎HCCに対する薬物療法の進歩は目覚ましく,さらに良好な抗腫瘍効果が期待されている.
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