特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
治療—急性心不全
救急室でのトリアージ—初期対応とクリニカルシナリオ,Nohria-Stevenson分類とは?
川瀬 裕一
1
,
多田 毅
1
,
門田 一繁
1
1倉敷中央病院循環器内科
pp.2234-2237
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225951
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎急性心不全において,初期対応の質が長期予後にも影響することを認識する.
◎初期治療の大原則は,「迅速な病態把握と病態に応じた適切な治療」である.
◎病態は刻一刻と変化する.治療の際には,病態の再評価を適宜行いながら進めていくことが重要である.
◎クリニカルシナリオ(CS)とNohria-Stevenson分類は,急性心不全の診療の筋道を立てるのに有用である.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.