特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
治療—不整脈合併心不全
心房細動,心室性不整脈のアブレーション
野田 崇
1
1国立循環器病研究センター心臓血管内科部門不整脈科
pp.2224-2228
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225948
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Point
◎心不全患者の心房細動に対するカテーテルアブレーションの有効性が報告されており,その適応となる症例の増加が見込まれる.
◎虚血性心疾患で薬剤抵抗性の心室頻拍に対しては,病態の評価後,カテーテルアブレーションが考慮される.
◎不整脈自体が心機能低下を惹起する病態があり,カテーテルアブレーションによる不整脈の根治後に,心機能が正常化する場合がある.
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