特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
超音波によるABCD生理学的アプローチ
C:お手軽心エコー FATE
吉田 拓生
1
1東京慈恵会医科大学麻酔科・集中治療部
pp.1944-1948
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225890
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Point
◎近年,的を絞って緊急病態を評価する心エコーの診断手法が注目されている.
◎心窩部四腔像,傍胸骨左縁長軸像,傍胸骨左縁短軸像,心尖部四腔像が基本のビューであり,これらに下大静脈の描出も加えて,ショックの鑑別を進めていく.
◎下大静脈の所見に心囊液貯留,左室過収縮あるいは低収縮,右心負荷といった所見を組み合わせて診断する.
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