特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能
壊死性筋膜炎の早期診断
伊藤 亮太
1
1藤田保健衛生大学病院感染症科
pp.1610-1613
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225808
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Point
◎蜂窩織炎との鑑別は困難だが,「激痛」「急速進行性」「皮膚所見を越える部位の疼痛」などは早期診断の手掛かりとなる.
◎壊死性筋膜炎を疑ったら,早期に外科にコンサルトし,皮膚切開による確定診断を行うことが重要である.
◎治療の原則は,早期のデブリードマンと抗菌薬治療である.
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