特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能
急性腎障害(AKI)の対応
田川 美穂
1
1奈良県立医科大学腎臓内科
pp.1556-1559
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225795
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Point
◎急性腎障害(AKI)をみたら,病歴・身体所見,尿定性・尿沈渣(目視),腎エコーをチェックする.
◎AKIでは過剰輸液は避け,予防や尿量確保目的の利尿薬投与は行わない.
◎AKIの栄養管理では,エネルギー摂取については20〜30kcal/kg/日が推奨され,透析を避けるための蛋白制限は推奨されない.
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