特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能
重篤病態に合併した急性冠症候群(ACS)の管理
松尾 裕一郎
1
,
平岡 栄治
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター総合内科
pp.1552-1555
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225794
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Point
◎重篤病態に合併した急性冠症候群(ACS)は,類似疾患が多く診断が難しい.救命には血行再建が必要な冠動脈疾患がないか,常に鑑別に挙げる.
◎重篤病態でACSの治療を行うに当たっては,抗血栓薬に伴う出血リスク,ステント血栓症リスクを常に念頭に置く必要がある.
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