特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール
皮膚・粘膜の症候
紫斑の診かた
塚本 亮介
1
,
岩田 充永
1
1藤田保健衛生大学病院救急総合内科
pp.1420-1422
発行日 2018年8月10日
Published Date 2018/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225764
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Point
◎紫斑は真皮や皮下組織への赤血球の漏出であり,紅斑とは異なり圧迫しても消褪しない.
◎触知可能な紫斑は血管炎や感染症の可能性が高く,鑑別に有用である.
◎電撃性紫斑病は感染により播種性血管内凝固症候群(DIC)や多臓器不全をきたし,予後不良である.
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