特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質
体液調節
利尿薬抵抗性
大迫 希代美
1
,
今井 直彦
1
1聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
pp.976-981
発行日 2018年6月10日
Published Date 2018/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225657
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Point
◎利尿薬の作用部位と作用機序を理解しよう.
◎利尿薬がその効果を発揮するためには,尿細管への分泌が必須である.
◎利尿薬抵抗性とは,極量の利尿薬を使用しているにもかかわらず,Na排泄の低下,体液量過剰の改善を認めない状態をいう.
◎利尿薬抵抗性の原因を把握することが大事である.
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