特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
そのほか腎疾患診療のポイント
腎疾患時における薬剤使用の注意点
深津 敦司
1
1深津医院
pp.341-346
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224616
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Point
◎処方時に患者の腎機能(血清クレアチニン,eGFR)を把握しておくことが大切である.
◎抗菌薬,抗ウイルス薬の処方時は,腎機能に応じた減量,投与間隔の延長を考える.
◎カルシウム拮抗薬は腎機能により減量する必要はないが,アンジオテンシン系降圧薬を投与する際は腎機能をチェックし,投与中も血清クレアチニンと血清カリウムをモニターする.
◎NSAIDsを長期に投与するときは腎機能(血清クレアチニンと尿蛋白)をチェックする.
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