連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・21
収縮性心膜炎(CP),心タンポナーデの診かた
山崎 直仁
1
1高知大学医学部 老年病・循環器内科
pp.2264-2270
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224529
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症例
70代女性.無職.
病歴 以前から永続性心房細動があり,近医でワルファリンが投与されていた.約1年前から両下腿の浮腫が出現するようになり利尿薬が開始されたが,浮腫は増悪し,胸腹水の出現も認めるようになった.収縮性心膜炎が疑われ,手術目的に入院となった.
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