特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
続発性骨粗鬆症
生活習慣病関連骨粗鬆症
山本 昌弘
1
1島根大学医学部内科学講座内科学第一
pp.462-464
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223992
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ポイント
●糖尿病および高血圧症は,メタ解析により,骨折リスクの増加が示された続発性骨粗鬆症の基礎疾患である.
●チアゾリジンは,骨密度が低下し,女性において骨折リスクの増加がある.
●降圧薬の骨折リスクは,薬剤によって異なるが,骨折リスクに影響しないか,抑制的に作用すると思われる.
●スタチンは,ビスホスホネートの作用点の上流に存在するHMG-CoA還元酵素を阻害し,骨折リスクを低下する.
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