特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して
骨髄腫診療の進歩
【診療指針】
骨髄腫患者に合併する骨病変の発症機序とその管理
三木 浩和
1
1徳島大学病院輸血・細胞治療部
pp.2180-2184
発行日 2015年11月10日
Published Date 2015/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223813
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ポイント
●多発性骨髄腫では,約80%の患者に溶骨性病変が合併する.
●骨髄腫骨髄微小環境では,骨髄腫細胞,間質細胞,破骨細胞との細胞間相互作用が骨病変の進展と骨髄腫の生存・増殖に重要な役割を果たしている.
●ビスホスホネート製剤は,骨髄腫骨病変の進行を抑制する.
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