特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して
骨髄腫診療の進歩
【診療指針】
新規薬剤使用時の注意点—副作用マネジメントを中心に
稲垣 淳
1
,
飯田 真介
2
1名古屋市立西部医療センター血液・腫瘍内科
2名古屋市立大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学
pp.2175-2179
発行日 2015年11月10日
Published Date 2015/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223812
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ポイント
●ボルテゾミブ,サリドマイドでは,末梢神経障害が最も問題になる.
●末梢神経障害が出現あるいは増悪時には,時期を逸することなく薬剤を減量・中止あるいは投与スケジュールを変更する.
●レナリドミド/ポマリドミドの主たる副作用は骨髄抑制である.
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