特集 感染症診療 それ,ホント?
外来編
感染性腸炎でも抗菌薬を処方しなくていいことがあるってホント?
倉井 華子
1
1静岡県立静岡がんセンター感染症内科
pp.864-866
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223493
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ポイント
●下痢患者のうち,細菌性腸炎が占める頻度は10%未満である.
●自然軽快例が多く,細菌性腸炎であっても免疫正常者には抗菌薬は不要である.
●基礎疾患がある患者で,細菌性腸炎を疑う場合には抗菌薬を用いる.
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