Medicina(Tokyo) Volume 36, Issue 1 （January 1999）

medicina 36巻1号（1999年1月発行）

今月の主題抗菌薬の適切な使い方

各種の主要感染症と抗菌薬の使い方

抗菌薬投与時の腸炎申貞雄 ¹ ¹茅ケ崎徳洲会総合病院内科 pp.112-115

発行日 1999年1月10日 Published Date 1999/1/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905867

PDF(13254KB)

●抗菌薬投与時の下痢または腸炎は，起炎菌不明の下痢とClostridium difficile（C. difficile）感染に大別される．

●起炎菌不明の下痢が大半であり，C. difficile感染は全体の15〜20％に過ぎない．

●C. difficile感染の診断にラテックス凝集反応は役立たない．

●C. difficile感染治療の第一選択はメトロニダゾールである．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

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