特集 がんを診る
一般内科医が知っておくべきがん薬物療法のマネジメント
間質性肺炎のマネジメント
細田 千晶
1
,
千野 遙
1
,
加藤 晃史
1
1神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科
pp.522-525
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223165
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ポイント
●抗がん剤による間質性肺炎は薬剤により発症時期,治療効果,転帰などが異なる.
●早期の症状は発熱,乾性咳嗽,息切れなどであり,自覚症状のみで上気道炎やがんの悪化との鑑別は難しい.
●診断にはCT撮影が必須である.
●EGFR-TKIによる肺がん治療では重篤化のリスクが高い.
●m-TOR阻害薬では症状を伴わない場合,慎重な追跡をしながら治療継続が推奨されている.
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