疾患と検査値の推移
間質性肺炎
皿谷 健
1
1杏林大学呼吸器内科
pp.817-821
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207624
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Point
●間質性肺炎は特発性と二次性に分けて考える.
●さらに,特発性間質性肺炎(IIPs)は抗線維化薬の適応となる特発性肺線維症(IPF)とそれ以外で分けて考える.
●間質性肺炎の急性増悪では末梢血KL-6の上昇が診断に役立つことがあり,特にIPFでは高値になりやすいが,急性増悪から上昇するまで1〜2週を要することがあるため,他の疾患群を鑑別に挙げることが重要である.
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