特集 がんを診る
一般内科医が知っておくべきがん薬物療法のマネジメント
手足症候群・皮膚障害のマネジメント
伊澤 直樹
1
,
中島 貴子
1
1聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座
pp.517-521
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223164
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ポイント
●手足症候群・皮膚障害を生じやすい薬剤,特にフッ化ピリミジン系薬剤(なかでもカペシタビン)やキナーゼ阻害薬,抗EGFR抗体薬,EGFR阻害薬を理解する.
●手足症候群・皮膚障害は予防が重要であり,基本は保湿,刺激除去,角質処理である.
●症状出現時に適切な対処,減量,休薬を行うことにより,重症化を防ぐ.
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