増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
免疫血清検査
91.その他の腫瘍マーカーとCombination assay
漆崎 洋一
1
,
新津 洋司郎
1
1札幌医科大学・第4内科
pp.1846-1848
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222780
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●その他の腫瘍マーカー
表1に現在一般診療で汎用されている腫瘍マーカーを示した.これらのマーカーの中には臓器特異性が高く,特定の臓器腫瘍の診断に役立っものと,臓器特異性が低いが,癌の存在診断には役立つものがある.
臓器特異性の高いマーカーとしては,AFP,PIVKA-II,CA19-9,Du-Pan-2,SLX,NSE,SCC,CA125,CA15-3,PAP,γ-Sm(γ-seminoprotein)などがあげられる.これらのなかで,AFPとCA19-9については他の項で詳述されるのでここでは省略する.
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