増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
血液検査
50.赤血球抵抗試験
八幡 義人
1
1川崎医科大学・内科
pp.1744-1745
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222739
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赤血球抵抗試験は,種々の病因による赤血球膜異常に基づく細胞膜物性の脆弱性を検索する物理・生理学的検査法の総称である.
この赤血球膜物性の異常を検討する方法論として,1)対浸透圧変化,2)対shear stress変化,3)対加熱変化などが利用されている.したがって,この3項目にそれぞれ該当する検査法の概略を述べ,その臨床的意義に触れる.
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