グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall
十二指腸潰瘍(2)—出血性潰瘍,薬剤性潰瘍,吻合部潰瘍など
西俣 寿人
1
,
西澤 護
2
1鹿児島大学医学部・第2内科
2東京都がん検診センター
pp.2788-2794
発行日 1987年12月10日
Published Date 1987/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221458
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西澤 前回に引きつづき,十二指腸潰瘍についてです.十二指腸潰瘍も胃潰瘍と同じように年々手術例は減ってきておりますが,何といっても出血と穿孔は十二指腸潰瘍の一番恐ろしい合併症で,今でも緊急手術の対象となります.また,近年は多数の薬剤が使用されるため,薬剤による潰瘍も増えてきています.また,術後の吻合部潰瘍も難治とされています.それらについてお話を伺いたいと思います.
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