今月の主題 免疫不全とAIDS
AIDS
AIDSの自然経過
根岸 昌功
1
1都立駒込病院・感染症科
pp.2738-2739
発行日 1987年12月10日
Published Date 1987/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221445
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AIDS症例が初めて報告されたのは1981年である.現在までにおよそ6年が経過しているにすぎず,多くのAIDS症例,無症候性キャリアの経過観察が行われている段階であり,HIV感染の自然経過や発病のメカニズム,発病率など,すべてが解明されているわけではない.したがって,これから述べるHIV感染の自然経過も確定したものではないのが現実である.
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