今月の主題 免疫不全とAIDS
AIDS
AIDSにみられる日和見感染症
北原 光夫
1
1済生会中央病院・内科
pp.2740-2741
発行日 1987年12月10日
Published Date 1987/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221446
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AIDSを発症した段階においてみられる病変は日和見感染症と悪性腫瘍である.大部分のAIDS患者はカリニ肺炎で発症することが多い.ついでその他の感染症,カポジ肉腫があげられる(表1).AIDSの日和見感染症と原因菌は表2にあげてある.
治療には一般例と比較して長期間を要するのは宿主側の免疫不全の存在するためである.
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