今月の主題 虚血性心疾患の最前線
心筋壊死の診断はどこまで可能か
RI法
小西 得司
1
1三重大学医学部・第1内科
pp.2336-2337
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221348
- 有料閲覧
- 文献概要
心臓核医学は,現在単に心筋梗塞の非観血的診断法として用いられるだけではなく,有意冠動脈病変すなわち心筋虚血の検出,心室機能の解析,生存心筋の確認などに用いられる.本法の欠点は,ベッドサイドでの検査が困難,高価,かつ放射線被曝があることである.現在本邦で広く用いられている核種の有用性1)とポジトロンについて述べる.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.