増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
Ⅷ 内分泌・代謝疾患治療薬
184.内分泌・代謝疾患治療薬の最近の進歩
斉藤 寿一
1
1自治医科大学・内分泌代謝科
pp.2212-2213
発行日 1987年9月30日
Published Date 1987/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221304
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内分泌疾患治療薬としては,ホルモン過剰に対しては,①ホルモン分泌抑制薬,②ホルモン作用拮抗薬,③二次的症状の阻止があり,一方,ホルモン欠乏に対しては,i)ホルモン分泌促進薬,ii)ホルモン補充薬,および,iii)ホルモン作用増強薬が考えられるが,このうちではホルモン補充薬が主体となる(表).
代謝性疾患治療薬も含めて,各疾患治療薬の詳細はそれぞれの項にゆだね,本稿では内分泌代謝疾患治療薬の最近の進歩に関わる,若干の問題点に触れたいと思う.
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