今月の主題 肝硬変と肝癌
肝癌の治療
手術療法
角田 司
1
,
瀬川 徹
1
,
土屋 凉一
1
1長崎大学医学部・第2外科
pp.1628-1630
発行日 1987年9月10日
Published Date 1987/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221103
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近年肝臓外科の進歩は目ざましいものがある.US,CTなどの医療機器の発達,普及に加え,慢性肝炎から肝硬変に至る肝癌のhigh risk群に対する腫瘍マーカーや,画像診断による厳重なfollow upにより,最近では2cm未満の細小肝癌も診断され切除されるようになった.この結果5年以上の長期生存例も増加してきた.本稿では原発性肝癌の手術療法に対する現況と問題点につき述べる.
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