Japanese
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特集 肝内胆石に対する胆道ドレナージ手術
外側区域切除兼拡大胆管空腸吻合術
Extended hepaticocholedochojejunostomy with lateral segmentectomy for treatment of bilateral primary intrahepatic stones
角田 司
1
,
吉野 寮三
1
,
山本 賢輔
1
,
元島 幸一
1
,
山口 孝
1
,
井沢 邦英
1
,
野田 剛稔
1
,
原田 昇
1
,
土屋 凉一
1
Tsukasa TSUNODA
1
1長崎大学医学部第2外科
pp.1663-1671
発行日 1985年12月20日
Published Date 1985/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209197
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過去15年間に経験した120例の肝内結石症の治療成績を病型別,手術術式別に検討した.左右肝管合流部より肝内胆管に狭窄・拡張性病変を有する原発性肝内結石症では結石生成の主たる場所はその上流の拡張性病変と考えられ,完全な病巣切除が困難な左右型原発性肝内結石症例では,狭窄部の解除と完全切石さらに拡張部のドレナージが期待できる術式を行う必要がある.かかる術式として,外側区域切除兼拡大胆管空腸吻合術が最も有効と考えられた.
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