Japanese
English
症例
十二指腸平滑筋肉腫
A case report of leiomyosarcoma of the duodenum
椙原 美昭
1
,
角田 司
1
,
滝 紀雄
1
,
平井 三郎
1
,
古川 正人
1
,
押淵 英展
1
,
赤司 光弘
1
,
古瀬 光
1
,
土屋 凉一
1
Yoshiaki SUGIHARA
1
1長崎大学医学部第2外科
pp.1963-1966
発行日 1971年12月20日
Published Date 1971/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205510
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はじめに
十二指腸の悪性腫瘍はまれであるが,このうちでも肉腫はきわめてまれで癌腫と比較するとその頻度は十二指腸癌の約10%にすぎない.最近われわれは十二指腸原発の平滑筋肉腫症例を経験し,しかも患者の都合により初診時より手術にいたるまで約7カ月の間隔をおいて,肉腫の発育経過を観察できた上,術後経過が順調であるので,これを報告し合わせて文献的考察を試みる.
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