今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date
甲状腺機能検査
新しい甲状腺機能検査:高感度TSH assayと遊離型甲状腺ホルモン
満間 照典
1
1愛知医科大学・第4内科
pp.386-388
発行日 1987年3月10日
Published Date 1987/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220837
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近年甲状腺機能検査法の進歩は著しく,thyrotropin(TSH)の測定法としての高感度radioimmunoassay(RIA)法や遊離型thyroxine(fT4),3,3′,5-triiodothyronine(FT3)測定のRIA法が開発された.これらの方法を用いて血中FT4,FT3を簡便,迅速に測定できるようになり,広く日常臨床にこれらの方法1〜5)が使用されている.ここでは高感度TSH RIA法およびFT4,FT3法で測定した血中TSH,FT4,FT3値の臨床的意義について記す.
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