臨時増刊特集 図解 診療基本手技
Ⅳ 診療手技
C 穿刺および生検法
66.肝生検法
上野 文昭
1
1東海大学大磯病院・内科
pp.2446-2449
発行日 1986年12月15日
Published Date 1986/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220725
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肝疾患の診断における各種血液検査や画像診断法の飛躍的進歩にもかかわらず,肝の病理学的検査法の重要性は今も変わらない.肝の組織小片を採取する方法を肝生検法といい,表1のように多くの方法が実際に用いられている.このうち通常肝生検法と呼ばれているものは体外から肝を"blind"に穿刺する肝盲生検法であり,特殊な器械を要さないため最も広く行われている.ここではその肝盲生検法の手技を中心に述べる.
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