診療手技
肝生検
井上 恭一
1
1新潟大第3内科
pp.1274-1276
発行日 1970年8月10日
Published Date 1970/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203290
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近年,諸種臨床検査法の発達によって肝疾患の診断,病態生理の把握,治療方針の確立などに長足の進歩を遂げた.これら諸検査法の中でも肝生検法は最も優れたものの1つで,現在では肝疾患の臨床には不可欠のものとなった.筆者らの教室においても昭和26年来約2200例について肝生検を施行してきたが,ここではこれらの経験にもとづき肝生検法の目的・手技・合併症などについて述べる.
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