増刊号 図解 診療基本手技 第2集
診療手技
穿刺および生検法
肝生検法
柴田 実
1
1健康保険川崎中央病院・内科
pp.222-224
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909688
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1883年にEhrlichが行った肝生検は,各種血液検査や画像診断が進歩した今日でも,診断確定や病態把握に重要である1).しかし,肝生検は侵襲的検査であるため,適応を検討し専門施設で熟練した医師またはその指導のもとに行う必要がある.
本稿ではびまん性肝疾患の肝生検法を解説し,あわせて肝腫瘍などの限局性肝疾患の超音波下生検法に言及する.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.