今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
座談会
非レアギン型喘息
末次 勧
1
,
永倉 俊和
2
,
中沢 次夫
3
,
可部 順三郎
4
Susumu Suetsugu
1
,
Toshikazu Nagakura
2
,
Tsugio Nakazawa
3
,
Junzaburo Kabe
4
1名古屋保健衛生大学・内科
2東京慈恵会医科大学・小児科
3群馬大学医学部・第1内科
4国立病院医療センター・呼吸器科
pp.667-678
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218999
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可部(司会) 1963年に石坂公成先生によってIgEが発見されてから,IgE依存性のいろいろなアレルギー現象,IgEの産生とその制御機構といったアレルギー学のはなばなしい発展がみられ,長い間神秘のヴェールに包まれていたアトピーの本態がだんだん明らかにされてきたように思いますが,一方,IgEに依存しない喘息,いわゆる非レアギン型喘息というものが大きな問題として残されています.
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