臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
XI.免疫・アレルギー・膠原病
問題となるケースの治療
220.ステロイド依存性気管支喘息のステロイド剤離脱
田村 昌士
1
,
北澤 俊一
1
Masao Tamura
1
,
Shun-ichi Kitazawa
1
1岩手医科大学・第3内科
pp.2586-2587
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218761
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症例
23歳女性.気管支喘息(中等症,発作型,非アトピー型).
臨床経過と治療:3歳時発症.小学校入学時から毎日のように喘鳴ないし小発作がみられるようになった.抗原が不明なため,非特異的変調療法として金療法を12歳から開始した.また,同時期からprednisolone(プレドニン®)15mg/日内服を続けるようになった.
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