臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    VII.腎疾患
                                    問題となるケースの治療
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    153.再発をくり返す微小変化型ネフローゼの治療
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                牧 淳
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Sunao Maki
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1近畿大学医学部・小児科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.2426-2427
                
                
                
                  発行日 1983年12月1日
                  Published Date 1983/12/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218694
                
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- 文献概要
症例
10歳(昭和44年3月当時)の男児.昭和35年7月29日,37.8℃の発熱があり,近医を受診し,検尿で蛋白尿を指摘された.2〜3日後から乏尿,浮腫が出現し,8月4日,K大学病院を受診し,ネフローゼ症候群(以下,ネ群と略)と診断され,ステロイド剤(以下,ス剤と略)療法を受けて寛解し,10月22日にス剤を離脱して退院した.しかし1ヵ月後に再び尿蛋白が出現し,H大学病院に入院して腎生検を受け,微小変化型と診断された.その後,今回(昭和44年3月)の受診まで7回の再発をくり返している.筆者が再腎生検を施行したところ,組織像は今回も微小変化型であった.
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