臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
VI.肝・胆道・膵疾患
薬物療法のポイント
114.B型慢性活動性肝炎の治療—ステロイド剤によるseroconversion
熊田 博光
1
,
村島 直哉
1
,
井田 雅祥
1
,
池田 健次
1
,
吉場 朗
1
Hiromitsu Kumada
1
,
Naoya Murashima
1
,
Masayoshi Ida
1
,
Kenji Ikeda
1
,
Akira Yoshiba
1
1虎の門病院・消化器科
pp.2342-2343
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218655
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慢性肝炎に対して,従来からステロイド剤は免疫抑制剤として炎症を抑えるため長期間にわたって使用されてきた.しかし,ここで紹介するB型慢性肝炎に対するステロイド剤rebound療法は,ステロイド剤を使用し,中止後に起こる強い免疫賦活作用を応用した治療法である1-3).
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