臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
I.感染症
抗生物質の的確な使用
1.抗生物質選択の原則
北原 光夫
1,2
Mitsuo Kitahara
1,2
1東京都済生会中央病院・内科
2慶応義塾大学医学部・内科
pp.2062-2063
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218542
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抗生物質の選択を的確におこなうには,感染症の存在を証明しなければならない.もちろん発熱がすなわち感染であるという短絡的な考え方は避けなければならない.感染症の患者を最初に診た時点でしっかりと診断をつけているか,あるいは必要な培養をおこなった後に抗生物質をはじめる習慣をつけるべきである.
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