Japanese
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グラフ 臨床医のための電顕写真
糸球体・2
係蹄壁
Capillary Wall
坂口 弘
1
Hiroshi Sakaguchi
1
1慶応義塾大学医学部・病理学
pp.270-273
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218154
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前回は糸球体構成要素の識別について述べた.今回は係蹄壁(capillary wall)について,正常,病変の代表的なものについて述べることにする.
係蹄壁は少し倍率の大きな写真では図1のように,外側(ボーマン腔側)から上皮細胞の足突起(Fp),基底膜(Bm),内皮細胞の層(Ed)よりなり,EpとBmの間,BmとEdの間には薄い明るい層,外透明層と内透明層がある.
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