今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
内科的徴候
腰・腹部痛
大堀 勉
1
Tsutomu Ohhori
1
1岩手医科大学・泌尿器科
pp.2478-2480
発行日 1982年12月10日
Published Date 1982/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218056
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腰・腹部痛を訴える疾患は,消化器系をはじめ,整形外科領域,婦人科領域,循環器系,呼吸器系および神経系の疾患と非常に多いが,泌尿器科領域の疾患もかなり多い.したがってこれらの疾患を鑑別することはきわめて重要である.疾患によっては一定の部位に定型的疼痛を起こし診断が容易な場合もあるが,鑑別が困難な場合も多いので,疼痛の性状などを知っておくとともに,種種の検査を行う必要がある.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.