今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
内科的徴候
高血圧
池上 奎一
1
Keiichi Ikegami
1
1熊本大学医学部・泌尿器科
pp.2482-2483
発行日 1982年12月10日
Published Date 1982/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218057
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泌尿器科で取り扱われる高血圧
泌尿器科で治療される高血圧は,腎または副腎の病変に起因する二次性高血圧のうち,主として手術の適応となるものである.これらの中には,原疾患にもとづく諸症状が主体をなし,高血圧は症状の一部に過ぎないものも多いが,一方,高血圧が唯一または主要な症状で,高血圧に対する原因療法として手術が行われるものもある.本稿では主として後者に属する高血圧のうち,比較的頻度の高い疾患について述べる.
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