増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
症状からみた内科エマージェンシー
36.腰・背部痛
大島 寛史
1
,
小野寺 壮吉
1
1旭川医科大学・第1内科
pp.1789-1791
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900453
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ポイント
1)多数の疾患が腰・背部痛の原因になりうる.各自の専門領域ばかりでなく,他科領域をも含めて原因疾患を考察する必要がある.
2)重篤な疾患の部分症状であったり,生命を脅かす事態も存在する.vital signから全身状態を判断し,必要に応じ救急処置を行う.
3)専門的な治療や緊急手術を必要とする場合を的確に判断し,早目にコンサルテーションを受けるべきである.
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