今月の主題 膠原病—最近の考え方
座談会
膠原病の治療と予後
市川 陽一
1
,
水島 裕
2
,
阿部 重人
3
,
柏崎 禎夫
4
Yoichi ICHIKAWA
1
,
Yutaka MIZUSHIMA
2
,
Shigeto ABE
3
,
Sadao KASHIWAZAKI
4
1慶応義塾大学医学部・内科
2聖マリアンナ医科大学・第1内科
3順天堂大学医学部・内科(膠原病)
4北里大学医学部・内科
pp.1019-1027
発行日 1981年6月10日
Published Date 1981/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217215
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
膠原病の治療も,その疾患概念の変化,疾患の本質の究明と相まって,大いに進歩してきた.新たな各種薬剤の開発をはじめとして,病気の根本治療への試みが積極的にすすめられている.しかし一方で患者数はむしろ増加傾向にあるといわれ,より一般的な形での対応が迫られている.そこで本座談会では,臨床の第一線で活躍中の諸氏に,膠原病の治療上の問題点につき,実際的な側面からお話し合いいただいた.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.