プライマリ・ケア
救急医療を考える(1)
熊田 正春
1
,
木村 勝直
2
,
岡部 純一
3
,
安田 勇治
4
Masaharu Kumata
1
,
Katsunao KIMURA
2
,
Jun-ichi OKABE
3
,
Yuji YASUDA
4
1日吉病院
2木村医院
3岡部医院
4安田病院
pp.1126-1131
発行日 1980年7月10日
Published Date 1980/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216609
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安田(司会) 私は救急医療というのは地域医療の顔ではないかとつねづね考えています.開業医の先生方をはじめみなさんが,いつでも,だれでも,どこでもという使命感を持って一生懸命やっているにもかかわらず,現実はどうかといいますと,なかなかそのスローガンどおりにはいかず,やはり未解決の問題がたくさん残されているように思われます.
今日ここに集まっておられる先生方を簡単にご紹介いたしますと,熊田先生は横浜市の病院協会会長として市の救急医療システムの整備.発展を指導され,木村先生は名古屋市の救急医療情報システムの完成に尽され,また,岡部先生と私は日本プライマリ・ケア学会の常任理事として地域医療に取り組んでおります.
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