Japanese
English
短報
一般病院におけるリハビリテーション医療の変貌とその対応
The New Situation of Rehabilitation Medicine in General Hospitals.
林 弘
1
,
水野 清
1
,
豊倉 穣
1
,
瀬田 克孝
1
,
高尾 政樹
2
,
安田 勇治
2
Hiroshi Hayashi
1
,
Kiyoshi Mizuno
1
,
Minoru Toyokura
1
,
Katsutaka Seta
1
,
Masaki Takao
2
,
Yuji Yasuda
2
1社会保険中央総合病院理学診療科
2安田病院理学診療科
1Rihabilitation Service, Central Hospital of Social Insurance
2Rihabilitation Service, Yasuda Hospital
キーワード:
高齢化
,
ハイリスク
,
在院長期化
Keyword:
高齢化
,
ハイリスク
,
在院長期化
pp.695-698
発行日 1992年8月10日
Published Date 1992/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107138
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はじめに
リハビリテーション医療がわが国に輸入されてから既に四半世紀を経過し,「リハビリテーション」の“通念”はいまや常識と言えるまでに一般化した.
このような“通念”の急速な拡がりは,人口高齢化や高度医療の普及によるneedsの多様化を背景としており,リハビリテーション医療の現場はいま重大な変貌期に立たされている.とりわけ一般病院がこのようなneedsに応じて競ってこの分野に参入するに及んで,フロントにおけるリハビリテーション医療はもっとも切実にこの変動を味わうこととなった.
私たちは,規模も体質も異なる都心の2つの病院においてかかる変貌を体験しつつあり,その実態と私たちなりの当座の対応について報告する.
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