今月の主題 内科医に必要な精神科の知識
面接と検査
面接法
保崎 秀夫
1
1慶大精神神経科
pp.1310-1311
発行日 1979年9月10日
Published Date 1979/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216029
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どの科でもいえることだが,医師・患者関係(信頼関係)がうまくゆかぬと治療はうまくゆかぬ.その基礎になるのは面接の場面での相互の出会い,交流であり,それを生かすために,面接をすすめてゆく上でまず注意すべき点をあげると,
1)静かな場所で,1対1で話合える場面をつくるのが望ましい.相手がこちらの視線を避けるようであれば,それに応じて斜めに向かいあうのもよい.時間も1時間ぐらいが限度である.
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