今月の主題 腸疾患の臨床
腸疾患の検査
X線検査—小腸
小林 茂雄
1
1順大消化器内科
pp.1148-1149
発行日 1979年8月10日
Published Date 1979/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402215990
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はじめに
クローン病や結核を中心にして,小腸疾患が注目されてきた.一方,小腸の内視鏡も開発され,深部挿入が試みられているが,未だ十分とはいえない.したがって,検査の主体はX線診断である.
小腸のX線検査法としては,従来からの経口追跡法にかわって,経ゾンデ直接注入法が用いられるようになってきた.
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