特集 拡大する母子保健
総論 小児保健 わが国の現状と将来
五十嵐 隆
1
1国立成育医療研究センター
キーワード:
思春期
,
出生前診断
,
精神保健
,
低出生体重児
,
医療事故防止
,
社会的支援
,
小児保健医療サービス
,
貧困
,
医療的ケア
,
移行期のケア
,
小児の健康
,
少子化
Keyword:
Mental Health
,
Transitional Care
,
Infant, Low Birth Weight
,
Child Health
,
Child Health Services
,
Prenatal Diagnosis
,
Poverty
,
Puberty
,
Social Support
pp.1709-1713
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021086324
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<Key Points>(1)慢性疾患(障害)をもって思春期・成人期に移行する子どもと医療的ケア児への支援が求められる。(2)小児虐待の潜在的要因となる貧困への社会を挙げた対策が必要である。(3)思春期医療にも小児科医は貢献すべきである。(4)子どもを身体・心理・社会的に評価し、支援するための体制構築が喫緊の課題である。(5)「成育基本法」を活用して、子どもの保健体制の充実化を目指そう。
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