臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
II.循環器疾患
5.高血圧の治療
腎実質障害時の高血圧の対策
越川 昭三
1
1昭和大藤が丘病院内科
pp.1800-1801
発行日 1978年12月5日
Published Date 1978/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208156
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- 文献概要
はじめに
腎機能低下や高血圧の程度によって治療法が異なるので,次の4期に分けて述べる.①腎不全を伴わない時期,②腎不全期,③透析期,④悪性高血圧.①は血清クレアチニン(Cr)20mg/dl未満,③はCrが持続的に2.0mg/dl以上,GFR40ml/分を示す場合とする.
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