今月の主題 急性期脳卒中の臨床
診断の手がかり
膵石を発見されて―無症状性膵石症を主として
若林 明
1
1阪医大第2内科
pp.224-225
発行日 1978年2月10日
Published Date 1978/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207746
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症例 29歳,男性,自動車運転手
現病歴 昭和51年9月頃,仕事中に心窩部不快感を覚えた.腹痛,下痢はなく,某医の投薬を受け1日で軽快した.その際,尿糖の存在を指摘されている.
昭和52年1月,膝関節痛をきたし,某病院整形外科に受診,躯幹部X線検査により上腹部に石灰像を発見され,精査のため本病院に紹介された.飲酒は付き合い程度.
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